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１　2023年度決算ならびに事業概要

（１） 売上高	1,645百万円（前期比　＋ 6百万円）
（２） 経常利益	16百万円（　　〃　＋ 1百万円）
（３） 当期純利益	11百万円（　　〃　＋ 7百万円）

・2023 年度は、通信研修、検定試験は減収となったものの、新型コロナウイルスの5 類移行を受け、5 月より集合研修を再開したこともあり、経営層研修、全国研修、県域講師派遣研修の受講料収入の増加により増収となり、売上高は前期比＋6百万円の増収。研修の運営費の増加があったものの、販管費の削減に努めたことで、経常利益前期比＋1百万円、当期純利益同＋7百万円と増収増益の決算となった。

【事業概要】

● JA、JFマリンバンク、森林組合役職員向け経営層研修修了者数　459名（前期比▲61名）
・JA・信農連、信漁連および森林組合系統に対し、持続可能なビジネスモデルの構築とこれを実現するための変革リーダーの育成に向けた研修を実施。全中と共同でＪＡの企画管理担当常務理事を対象に、ＪＡ経営戦略実践プログラムを新設。2012 年度から2023年度末までの累計の研修修了者は、計7,211 名に達した。
・将来の信農連経営を担う中核人材育成等を目的として2017年度から立命館大学大学院経営管理研究科に設置している寄附講座については、6期生9名が所定のプログラムを修了。2021年度から中央大学大学院戦略経営研究科に設置された寄附講座については、2期生4名が所定のプログラムを終了した。

● 全国研修実施回数・受講者数　71回（前期比±0回），1,345名（同比▲31名）
・信農連・信漁連や農林中央金庫統合県支店の職員を対象とし、農林中央金庫品川研修センターを中心とした会場で実施。また、共済連との共同主催研修を2種類(同比+1種類),各1 回を開催した。

● 県域研修への講師派遣回数・日数　2,054 回・2,617 日（前期比＋75 回・＋48 日）
・系統各団体主催の県域研修に講師を派遣し、ＪＡバンク、ＪＦマリンバンク、ＪＦｏｒｅｓｔ（森林組合）の専門人材の育成に注力した。なかでも、当社が開発した標準プログラム研修は、１研修の廃止と２研修の新設により、資産形成・運用提案研修のラインナップを見直した結果、計38 研修（同＋1 研修）、計917 回（同▲11 回）を開催。

● 通信研修受講者数　3,993名（前期比▲703名）
・プロパー8 講座において、受講者数は前期比で減少した。そうしたなか、2021 年度のeラーニング動画導入に加え、2023 年度からeラーニング講座を導入し活性化を図った。

● 業務検定試験受験者数　7,025名（前期比▲1,153名）
・前期と同様、2023 年10 月(第53 回)に計9種目、2024 年２月(第54 回)に計11種目を実施。受験者数は、10種目で減少したことにより、前期比で減少した。

２　役員体制

代表取締役社長	徳永　雄亮（再任）
常務取締役	端山　裕二（再任）
取 締 役 （非常勤）	内海　智江（再任）
監 査 役	齋藤　伸郎（再任）
監 査 役 （非常勤）	青田　博志（再任）

〇上記役員5名は、6月26日付の定時株主総会にて、全員が再任されました。

以上