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定時株主総会開催(結果)について

2022.06.30

(株)農林中金アカデミーは、6月29日に第41期定時株主総会を開催し、2021年度決算の承認を得るとともに、取締役3名の選任ならびに監査役1名の選任を行った。

1 2021年度事業概要ならびに決算

(1) 売上高 1,728百万円(前期比 + 258百万円)
(2) 経常利益 64百万円(  〃 + 27百万円)
(3) 当期純利益 41百万円(  〃 + 21百万円)

・新型コロナウィルスの流行が継続するなか、前期コロナの影響で一時期中止を余儀なくされていた各研修の実施回数が、オンライン研修の実施等により回復傾向となり、前期比258百万円の増収。研修数の回復に伴い講師謝礼等売上原価増となるも、人件費等を中心とした一般管理費の削減もあり、経常利益前期比+27百万円、当期純利益同+21百万円と増収増益決算となった。

【事業概要】

● JA、JFマリンバンク、森林組合役職員向け経営層研修修了者数 353名(前期比+174名)
・ 前期上期はコロナの影響で研修の中止を余儀なくされたが、今期はすべての経営層研修をオンライン形式で、JA・信農連、信漁連および森林組合系統に対し、新たなビジネスモデルの構築とこれを実現するための変革リーダーの育成に向けた研修を実施。2022年3月末までの研修受講者は6,232名に達した。また、将来の信農連経営を担う中核人材育成等を目的として2017 年度から立命館大学大学院経営管理研究科に設置している寄附講座については、4 期生となる6 名が所定のプログラムを修了。2021 年度から中央大学大学院戦略経営研究科にも寄附講座を新たに設置し、1 期生となる6 名を受け入れている。

● 全国研修実施回数・受講者数 84回(前期比+49回),1,558名(前期比+838名)
・前期上期はコロナの影響で研修の中止を余儀なくされたが、今期はすべての全国研修をオンライン形式により実施した。また、JAバンク中期戦略の実践事項等を踏まえ3研修(「資産形成SPフォーラム研修」・「リスク管理研修」・「研修企画担当者(信共連携)研修」)を新設。共済連との共同開催は2研修(「CS・ES向上(信共合同)研修」・「研修企画担当者(信共連携)研修」)となった。

● 県域研修への講師派遣回数・日数 1,752回(前期比+605回),2,337日(前期比+820日)
・コロナの影響で一部キャンセルも発生したが、オンライン形式による研修の浸透もあり、派遣回数・日数ともに回復傾向をみせた。

● 通信教育研修受講者数 6,862名(前期比▲872名)
・前期同様16講座を提供したが、受講者数は全体で前期比▲872名の減少となった。

● 業務検定試験受験者数 8,864名(前期比▲1,909名)
・「信用事業基礎(総合)」や「農業融資実務」等、計11種目の受験者数が減少。コロナの影響で一部県域・JA・JFでは試験の中止が発生した。

2 役員体制

代表取締役社長 宮治仁志(再任)
常務取締役 端山 裕二(再任)
取 締 役 (非常勤) 河本 紳(再任)
監 査 役 山下 容弘
監 査 役 (非常勤) 菊池 晃二(新任)

〇 監査役 伊藤 博通 は6月29日付で退任いたしました。

以上