eラーニング動画サービス
コロナ禍、デジタル化等の環境変化を踏まえ、新たな研修スタイル、“短時間の動画視聴を通じて一定の知識を習得する「eラーニング動画サービス」”を2021年4月より導入しており、今回その内容をご紹介します!
「eラーニング動画サービス」とは
メリット
- ・豊富なメニューがあり、集合研修ではカバーできない知識習得が可能です。また、「動画視聴+確認問題」の形式により、効果的に学習ができます
- ・PC、スマホ、タブレットで動画視聴が可能であり、利便性が高いサービスです。これにより、「時間・場所を選ばない学びの場」を提供できます
サービスの構成
- ・テーマ(講座)は以下の11の分野に分類され、各分野は複数のテーマで構成されています
(現在、計73テーマ)
「職場環境」、「コンプライアンス」、「組織・マネジメント」、「営業・マーケティング」、「ベーシックスキル」、「問題解決スキル」、「コミュニケーション」、「資産運用の基礎を学ぶシリーズ」、「年金・保険・相続を学ぶシリーズ」、「金融トピック」、「金融業務スキル」 - ・各テーマは2~10分程度の短い動画の集合体となっています(平均10本程度、1テーマは20~40分程度(平均約30分))
管理機能
- ・研修受講状況について、管理者機能を利用することで、各人毎に各受講テーマを視聴したか、確認問題に合格しているか等を確認することが可能です
申込手続
- ・利用希望の場合、団体(JA・信連等)単位でお申込みください
- ・利用を希望する動画テーマを選定し、利用希望開始月の前月10日(休日の場合、前営業日)までに申込みを行ってください
- ・申込団体がエクセルファイルの申込書に必要事項を入力し、県段階でまとめて㈱アーティスソリューションズに直接送付をお願いします
- ・なお、利用者一覧表は、JA・信連の場合、研修申込・履歴管理システムへの入力を通じてお申込みを行うことも可能です(信用事業職員のみ)
具体的な利用事例
鳥取県信用農業協同組合連合会(以下、「鳥取県信連」という)では、コンプライアンス研修の一環として利用すべく、2021年6月からeラーニング動画サービスの利用を開始しました。
通常、eラーニング研修といえば個人が保有するスマートフォン等から自由な時間に研修を進める方法が一般的かもしれませんが、鳥取県信連では、業務時間中に集団受講を行い、その後に各自の業務デスクで、確認テストに回答する方法を採用してます。この方法だと、受講が各役職員任せとならず、一定期間内において、各人が各研修テーマを集中的に受講することになりますので、会内のサービス利用が大きく伸びたとのことです。
eラーニング動画サービス受講の様子
受講者の声
鳥取県信用農業協同組合連合会
企画管理部
小林 波輝 職員
eラーニング動画サービスを利用した感想として、以下の2点が特に魅力的だと感じました。
まず1点目に本会では、eラーニング動画サービスをコンプライアンス研修の一部と位置づけ、受講を行ったのですが、eラーニング動画サービスの特徴としてコンプライアンス関連のテーマが多く、本会が研修に求めるニーズを満たすことができました。
2つ目に各団体の実態に合わせた形式で研修が進められる点です。eラーニング研修といえば個人が保有するスマートフォン等から自由な時間に研修を進める方法が一般的かと思いますが、本会では業務時間内に職員を集めて計9個の受講テーマを7日間かけて集団受講を行いました。確認テストについては、各自が自分の席で解答を行う方法で実施しました。
また、研修の管理もテーマ毎の集計や受講者毎の管理など様々な形式による管理が可能となっており、研修担当者として、受講の進捗状況管理に大きく役立ちました。
ただ、信用事業にかかるテーマが少ないように感じたため、今後のテーマ追加に期待しております。
最後に、多くの団体が職員のスキルアップかかる研修計画の一部にeラーニング動画サービスを採用することを願っております。
株式会社アーティスソリューションズ
動画制作部 部長 菅田 奈緒美 (左)
業務部 木原 優奈 (右)
アーティスソリューションズのeラーニング動画サービスは、地銀、信金、信組等の金融機関(70社超)をはじめとする多くの企業の皆様にご利用いただいており、新入職員から管理職の方まで幅広く学習いただける豊富なラインナップを揃えております。アナウンサーの音声やアニメーションを用いた ”理解しやすい” 構成がご好評をいただいています。 順次テーマ数の拡充を予定しておりますので、ご期待ください。